うたもさん、あれやこれや。

ハンドメイド、商売、日々の事、の備忘録。

古物商申請 その2.5(余談

こんばんは、うたもです。

書類が!書類がそろったよぉぉぉ!!!

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いや、こんなアップにすることもなかった。

 

これで、

 

◆必要書類

・個人許可申請書(警察)

 行って貰ったから、現場で教えてもらいながら書こうという魂胆。あっ副本?コピーが居るのか?コピーして下さいって警察で言えるのかな?電話してみよう。

 

・住民票(役所)

 取ってきてもらった。

 

・身分証明書(本籍の戸籍課)

 返送アリ。OK。

 

・登記されていないことの証明書(法務局)

 同じく返送アリ。

 

・略歴書(過去5年)

 一応それっぽい物を作った。最低限しか印字してないから不足あったらその場で追記しようかと思っている。

 

・サイトで取引するならURLの届け出書類

 ドメイン取るか!と盛り上がるも、どうせ売買をそのサイトでする訳でもなし。現時点では保留。

 

・土地登記簿謄本(法務局)

 取ってきてもらった。

 

・所有者の使用許可証(場所の持ち主)

 あっべ!これ書いてもらえば良かったじゃん!(今気づいたわ!)先日家主が来たんだのに馬鹿かー!!

 

いやいや、まだ何か……漏れがありそうだな……。

とりあえず副本(コピー)って警察で取れるのか(お金居る?そういう問題じゃない?)を電話して聞こう。(電話代でコピー取れるじゃんなとも思うけれども)

 

にしても着々と進んでおりますなぁ。あとは屋号だけかーどーすっかーとぼんやり考えていた今日この頃。

 

年末ですのでね、忘年会とかある訳よね。丁度仕事で古物使ってる友人と会ったので話を聞いてみる事に。

 

カフェラテ飲みながら、加藤あいの宣伝を思い出す。よかと父ちゃん(と勝手に命名)、うどん作ってたなぁ、焼うどん久しく食ってないわ。ソースがなぁソースが大事よなぁなどと思う、某エクセルシOール。 

 

「ねぇねぇ私やっぱり古物取る事にしたよ。」

「おお!そっか。じゃぁ市場行くんだね!俺は仕事だから良かったけど、個人で新人であの雰囲気って考えたら無理だって思ったわぁ~」

「……えっ。そんなに。」

「まぁねぇそれが仕事で、その仕入れで今月食えるかどうかって場だし。なんていうか試合中みたいな空気が朝から夕方まで続くんだよ。いやーあれキツかった。」

「まぁその辺は想像ついてる方だと思ってるけども、個人の人とか居ないもんかね?」

「やー……。多分君みたいな事考えて、古物始めようって人はそこそこ居て。で実際書類取って申請するのが手間で割と人数減って。そこまでして市場来ても、多分ほとんど買えないよね。」

「ああ。競りだからか。言語とか。」

「そうそう、特殊じゃん。市場によって違うしね。上げてく場合と下げてく場合と。言葉も。で、やっと落とせそう!ってなったとするよ。例えば法外な値段つけてさ。」

「法外。法外ってわかるもの?」

「もちろん!皆が皆、その商品見た時にああこれ幾らだわ、っておよそ近しい金額が頭に浮かんでるからね?で、トビゴ!とかロッパー!とかじゃんじゃん言って商品は競り落とされてくの。」

「うん。まぁ最初はそうだと思う。」

「で、君は声出せず、商品はどんどん流れてくよね。で慌てて皆が2千円かなぁと思うものに、君が頑張って最初に1万!とか言ってさ、みんなバッカでーと思ってたとしてさ。そのバッカでーな空気感て分かるでしょ。それ以降は誰も声出さないじゃん。あれっ高すぎたかな?でも買えるからいいかなって思ってたとする。でもカブセっていって、じゃあ君の値段で、って時にトビゴ!って言われたら、じゃぁそちらの方に、ってなるのね。それズルくないんだよ。そういうものだから。」

「えええ。」

「うん、そーなの。市場はさ、手数料で稼いでるから、売れないと困るよね。」

「うん。」

「で、毎回何十、何百と買うお得意様が居て。市場始めた頃からずっと来てる古い客も居て。そこにぽっと出の新人がちょびっと買うのを優先すると思う?逆ならどう?」

「や、無視だよね。だってどうせ来なくなる人だと思うもん。ウィンドーショッピングですぅーみたいな。」

「でしょ。だから、個人で来てる新人さんなんて、すぐ来なくなるもん。場の空気に耐えられないんじゃない?まぁそこは、君はまぁ……」

「割と!私!大丈夫だと思うよ!!」

「そうねぇ、あとは可愛がってもらえるかどうかかなぁ」

「『可愛がる』?」

「うん。やっぱり客商売だし嫌われたらどうでもいい物押し付けたりとかあるしね」

「ああ。さも良かれ風な奴」

「そうそう。まぁそこはさ、勉強代だと思って、後でやっちまった!と思って学ぶんだねぇ。」

「なんか……」

「ん?大変だよ?」

「うん大変だけど……楽しそうだね!!今から新人で下っ端なんて!!!」

「まぁそこが可愛がってもらえたら、って所かなー。どーなんだろこっちの商材と違うしおっちゃん多いだろうから、いやオバサンが怖いかな?うーん」

「や、何となく想像してたのと合ってたわ。もうさ、みんなピリピリしてんでしょ、内心は。で、表向き『最近どうです?そちら』とかやって情報収集してんでしょ?」

「そうそう」

「はー!!楽しそう!!!」

「そ、そう。まぁ参加料もかかるからトラック一杯にして帰らないと元が取れないしね。」

「え?トラック?」

「うん。あっ、佐川とか、ないから。自分で運んで帰るんだよ?」

「あっ。あ、あっ、くるま、車で行かないと?」

「え、徒歩?どうやって持って帰るのよ。佐川呼ぶ手もあるけど自分で呼ばないとだし。市場によっては呼べないし。あ!宅配とかないからね!」

「おおおおお!やべぇ!ペーパーですけど私!車!どうしよう!考えてなかった!」

「……どうしようと思ってたの」

「いや、キャリーをガラガラ、キャリーの上にも積んで行商みたくさ……いや無理ですね……」

「ヤマで買うつもりなら無理じゃないの?それ」

「うん。ヤマで買った荷物一回届いたけど台車レベルだった。運べなくてヤマトさんに家に入れてもらった事が」

「それ分かってて……」

「……。」

「……まぁ一度行ってみなよ。どうせ初回は買えないし。と思うし。」

「……そうだね。」

 

市場に行こう

市場に行こう

 

 行くって言っても!

いやぁ!前途多難ですな!(特に車が)

 

まぁ話が聞けただけでも良かった。想像よりも現場は遥かに怖いんだろうな。

魚河岸にちょっと縁があって仕入れの様子に付き合えた事があったけど、そんな感じかしら。取引先に卸す希望の魚がどんどん競られていくわけ。買えないわけ。買えませんでした、なんて言えないじゃん。じゃぁ高い値段で買う?そしたら会社潰れちゃうじゃんね。そういう責任背負って、みんな市場に来てる。

 

で、読みが正しければ、

私みたいなポッと出の、見かけない(分かってなさそうな)新人を狙って、なにがしかを買わんかね?と持ってくる人は絶対居るんじゃないのかな。

まぁ魚河岸は生鮮品だから特殊か?

それでも、いい物だけ抜いて、値段つかないような売れ残りやクズを、どこそこのなんとかでねぇ、貴重でねぇ、って言って、『譲ってあげよう』としたら、私なら騙されて買うかもしれないし。いや、騙すは失礼か。多分、沽券にかかわるから嘘は言わないかな。メリットしか言わないだけだもんね。

デメリットは聞かれないから言いませんでした(だってそれ位みんな分かるし、あなたも同じく分かると思ってましたもん)て事よね。

でも、それでいいと思ってる。

 

寄ってくる人は、親切な人とカモろうって人、二極だろうな。

で、知識があって稼いでる、勉強になるな人は、カモろうと寄ってくる人だと思ってる。出来ればゆくゆくは、その人に、もうカモに出来ねぇなぁって言われたいなぁ。(いつになるのよソレ)

 

カモ!上等!!

 

カモと言えば(私的には)ハイ食材室さんなんだけど、これホント美味しかった。また食べたい。冷凍だから半解凍してカットしておけば、麺つゆにネギ入れてさっと煮ながら解凍して、あらもうカモなん出来上がりよ!って手軽さだった。商品更新多いからリンク切れちゃうかなぁ、是非オススメなのよ、ああ涎が。

 

けど実際問題、行ってみたものの、誰も寄ってこず声もかけてもらえずだったらどうしよう。まぁそれはそれでよしなのかなぁなどと、妄想がすごい事になってた矢先、

 

「あ、そうだ屋号決めた?」

「えっ、まだ。どうしようかなぁと思ってて」

「市場ね、屋号で呼ばれるから、そこ踏まえといた方がいいよ?」

「えええ!!そ!そんな!!!!そんな????」

「うん。大事よね、屋号ねー。どうしようねー(ニヤニヤ」

「ぐっ。か、考えるよ……どうしようか、屋号、か。」

 

屋号問題、再び。

 

屋号決まんないと提出しに行けないじゃん!!

 

家に帰って相方に話したら「……降りてくるのマチだね」と返される。

降りてくるかなぁ。クリスマスだし、プレゼントとして枕元にそっと置かれたりしないかなぁ屋号。これだ!ってやつ。

 

命名用紙(390mm×265mm) 3枚入

命名用紙(390mm×265mm) 3枚入

 

 これ枕元にヒラっとあったら吹くわ。

 

ああ。にしても、まさかこんな事でつまずくとは。

降りマチだけど考える。

 

申請まで日がないよ!(とはいえ納期もないけど)

(いや、納期あるね、書類有効期間三カ月だったかな?)

(そんなにかけたくねぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!)

 

 

もやもやする日々はつづく。